†story
□我が儘姫3〜嫉妬〜
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「ラクス様、もうすぐお付きになるそうですから
早く準備をしてください」
ゆっくりとキラと二人で紅茶を飲んでいたラクスに
専属メイドのルナマリアが声をかける
メイドでもあり、SPも兼ねているせいか真っ黒なスーツを着込んではいるが
ワイシャツのボタンをいくつか外している
「まぁ…もうそんな時間ですか…
キラ、私に似合うドレスを選んでおいてくださいな?
シャワーを浴びて、綺麗にしなくてはいけませんわね」
にっこりと微笑んで言うと部屋を出ていく
「……今日何かあるの?
ラクス様がドレスに着替えだなんて珍しい…」
「ん〜?今日はラクス様のお見合いがあるのよ」
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