‡story2
□とらわれのみ
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『まぁ、ありがとうございますわ…ほらラクス、きちんと挨拶なさい?』
『えと…ラクス・クラインです…よろしく、お願いいたしますわ…』
マリアの背後からおずおずと顔を出し、緊張した様子で挨拶をするラクスに目線を合わせるようにしゃがみ微笑みかける
『僕はキラ・ヤマトです…よろしくね…キラでいいからね』
『キラ、お兄様……私も、ラクスで構いませんわ…』
微笑んで挨拶をするキラを見て、ラクス(5)キラ(20)に一目惚れ…
―――
あれから、5年…
小学生になったラクスは頻繁にキラの家に入り浸り、ラクスの父、シーゲルと母、マリアも普段仕事でいないせいか
しょっちゅうお泊まり等もしていて今ではほとんどラクスの家とかしていた…
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