‡story2
□pets
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ラクスからの注意を受け素直に音をたてないように両手でカップを持って飲むキラ
ふと顔を上げると文字を追う事に険しくなるラクスの表情にびくっとなるキラ
「ら、ラクス様…?」
「あ……あっの…親父ぃ…っ!!
勝手な事をしてっ!キラ、今すぐお父様に連絡を着けてくださいな!!」
普段のラクスからは想像も着かない暴言を吐きながら思いきり手紙を握りしめる
そんなラクスにいきなり声をかけられ言葉も出ないままに慌てて頷き急いで邸内へと駆けて行く
暫く電話でラクスとシーゲルが言い合うのを見ながら大人しく待っていると勢いに任せて乱暴に受話器を置く
「全く…一体何を考えているのかしら…」
「あ、あの…ラクス様?一体どうなされたんですか?」
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