‡story2

□pet
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その日、私は友人のフレイさんに連れられて闇市という所に来ていました。

「ふ、フレイさん…?
私達は未成年…と言うか中学生ですのよ?
怒られちゃいますわ」

「大丈夫よ、私は小学生の時から毎回来てんのよ?
それに、ここは年齢なんか関係ないわ。
関係あるのはお金があるかないかだけ…
あるなら買う側に…ないなら……
買われる側に回るだけだもの」

悲しそうな表情を浮かべ小さく呟くフレイに微かな違和感を覚える

「フレイさん…?」

「あ、ほらラクス、あれ…
Evidence01の本物の化石よ…
偽物(レプリカ)なんかじゃないのよ?」

いぶかしんで問いかけるラクスの言葉を遮るように優しく微笑んで品物を指差す

「まぁっ…レプリカよりも少しおっきいんですのね…
あら?フレイさん、あのお店は…?」

「え?あぁ、あそこは『ペットショップ』よ」

「ペット!?丁度欲しかったんですの!
見てもいいですか?」

普通のペットとは違うわよ?と言うフレイの言葉を聞かないままに店へと入って行く


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