†story
□MerryX'mas!!
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「それっ!?イヴ様、それどこで…?」
「んと、シンくんが飾り付けをしている横を通ったら、箱に入ってたのです!
流れ星が落ちたんですよね」
にこにこと微笑んで手にしたモノを大切そうに抱えるイヴ。
その手にあるモノは、シンが探していたツリーのてっぺんの星…
ようやく見つけた!と思うも、こんなに喜んでいるイヴから奪い取る事もできず…
(しょうがない…シンに街まで買いに行かせましょう…)
「よかったですねぇ、イヴ様。
流れ星を拾うなんてすごいですわ」
「えへへ…頑張って早口で三回言わなくても、お願いできました!」
にぱっと微笑んで言うイヴ。
いくら政治の手伝いをしている天才児とはいえ、5歳の女の子。
迷信等も本気で信じているし、サンタクロースは実際にいると思っている。
もちろん、国中の皆がイヴの夢を壊さないように、としているからというのもあるのだが…
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