‡story2

□【私は】お父さんの本当の娘だった【連れ子】オマケ
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カガリの場合(ID:cAga1I)

刑事であるアスランと結婚し、自分もまた勤務していた警察を退社して数ヵ月
本当はまだまだ続けたかったし、交通課だから危険もないのだが
久しぶりに体調を崩して病院に行った時に妊娠が判明し
アスランからの強い要望に負けて退社を決めた

「うーん…まだまだお腹も膨らみかけだし…暇だな…」

安定期ではないから趣味の筋トレもメニューを優しい内容にしているから直ぐに終わってしまうし
家事も毎日暇潰しにしてしまっていたからもうやることがない

仕方無くネットサーフィンでもするか、とパソコンの前に座りノンカフェインのコーヒーを啜る

「ん…?種ちゃんねる…あぁ、アスランがキラと二人してハマってるって言ってたやつか」

ブックマークにあったページを開き、適当に眺めていると
色々なスレッドがあって確かに面白いかもしれないと
絶好の暇潰しに目を輝かせつつ開いていく

「ん…お父さんの本当の娘だった…?」

新しいスレッドで一番上にあり、興味を引かれて開いてみる

「……これ…マリ、ア…?」

親友の娘と思しき書き込みは内容が信じられない事ばかりだった

半信半疑ながらも張り付いて読み進め、途中、数分間のみアップされた父親に似ている瞳の画像に確信した

マリアは目許がキラにそっくりで、他人なのに珍しいと常々思っていたのだが…

「キラの奴…ラクスにこんな…」

今すぐにでも殴りに行きたかったが、今のラクスとキラは本当に仲が良いし、スレッドでも、マリアはキラが好きなのだと語っている

「……マリアの、やりたいようにさせてやらなきゃな…」

それでも、これが解決したら1発は殴ってやろうと心に誓いながら続きを読み進めた

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