It's my world

□7話
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『続いて第2回目〜!王様だーれだ!!!』
第2回目
先ほどに比べてみんなの元気がない……
それはきっと鬼灯さんと白澤さんがものすごい形相で睨みあっているからだろう。
いいもんみれたし私は満足したんだけどなぁ〜……
みんな無言で割り箸をひく。
「今回は私が王様ですね。」ホオズキ
「…………」ハクタク
『…………………(泣』
「どんまいです霊歌さん……」
『桃太郎さん…私の生きてる意味って何かな』
「いやあんた落ちこみすぎだろ!?」
「霊歌さん…そうもあきらさまに落ち込まれると命令出しにくいです。」
『……うぅ…気にしないで…ささ、王様早く命令を…♪』
「それじゃあ……3番が2番に平手打ち。本気で」
鬼灯さんがそう言った瞬間悲鳴があがる。
声の主は……
『唐瓜くん?』
「あ、もしかして2番ですか?」
「い、いえ……3番です…ちなみに2番は」
唐瓜くんがチラッとみる方をみる。
「っつ……!」
そこにはぷるぷると震える白澤さんが。
『大変ですね、白澤さん…Mなんですか?』
「ちがうよ!!!!…………なんで俺ばっかり…!」
「なぁなぁー唐瓜ってなんで悲鳴上げたんだ?」
『さぁ………茄子くん…』
「………ん?なんでかって?だって神獣様じゃないですか!!なんかバチあたりそうで…」
「一生呪ってやる………!」
『私の可愛い唐瓜くんを傷つけたりなんかしたらゆるさないんだからね!?』
「今から傷つけられるのは僕なんだけど!?」
「白澤様ごめんなさぁああい!!!!」
バチーーン!!!!
「ぶふぉ!?」
「……唐瓜さん…思った以上に思いっきりやりましたね。よくやった!」
「あ、いや……ありがとうございます?」
『うひゃぁ……痛そ……』
ていうかめっちゃいい音したし(笑
   
 
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