It's my world

□10話
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ただいま夜の8:00
ホテルのレストランで美味しいご飯を食べていま部屋にあるテーブルをみんなで囲み、あるゲームの準備をしている。
そのあるゲームとは…
『らぶらぶ!人生ゲームー!!!!』
ででーん!!と効果音がつきそうなほどのドヤ顔でそれをカバンから取り出す。
「霊歌ちゃん?なにそれすっごい怖いんだけど」
「嫌な予感しかしませんね」
『ルールは簡単!
普通の人生ゲームと同じでまず全員ルーレットを回し、1〜10までの数字の中で一番大きい数字だった人から右回り。
順番が決まったらルーレットを回して駒を進めていく。
ただひとつ違うのが内容で、恋人同士や合コンとかでやるような内容ばかり。そしてその難易度に合わせハートのカードがもらえる。
最終的にハートのカードを一番多く持ってたひとが勝ち!!!!』
そういいながらせっせっと準備をすすめていく。
「あれ、これって俺も参加ですか?」
『当たり前じゃないか!!』
「桃太郎さん。逃げ場はありませんよ。こうなりゃあなたも道連れです」
「いやぁああああ!!俺は見てたいんですぅううう!!!」
桃太郎さんが鬼灯さんに首根っこを捕まれ逃げようとするのを阻止される。
『桃太郎さん。あなたは自分の性別がお分かりで?私は生まれきっての腐女子ですよ?』
「ま、まさか…」
『もちろんそういう目でみてるけど?』
「ぎゃぁああああああ!!!!!仲間だと思ってたのに!!!」
『仲間ですよ?』
そして視界の端に部屋のドアへ向かう白澤さんの姿が見えた。
『どこへいくのかな白澤さん?』
「あはは…そんな逃げるなんて考えてないよ?」
『ですよね!!さぁ皆さん!!人生ゲーム、はじめましょうか!』
 
 
 

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