It's my world

□9話
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そんなこんなで現世へやってきた私達。
久しぶりの海はやっぱり綺麗です。
『夏と言えば海!!』
「海と言えば岩影!!」
『岩影と言えば…』
『「…「すとぉぉぉぉっぷぅぅぅ!!!」
「なんか違うから二人とも!!何岩影って!?そんなフレーズ聞いたことないよ!?」
そして白澤さんは相変わらずです(笑
「せっかくの現世バカンスなんですから静かにしてください。まったく…ガキですか」
「ムキィィイイイイ!!!腹立つ!!」
白澤さんが鬼灯さんに掴みかかっていく。
うん。いい感じじゃないか♪
そして今日は現世へ泊まり。
二泊三日の大……旅行ではないけど私からしたら初めての旅行。
「それにしても…霊歌さん。」
『ん?何?』
「どうやって白澤さんを説得したんですか?彼は死んでも私と旅行なんて行きたくないでしょう。」
おぉふ…鋭い…!
『それは…ツンデレです、ね!!』
「ツンデレ?」
『はい!!こんな感じです!「あぁ…!本当はこんなにも好きなのに…!素直になれない……どうしたら…そうだ!旅行に誘ってみよう!霊歌ちゃんもいるしきっと…!!」って感じで』
「うわぁ〜!霊歌さん声真似上手ですね!!」
『でしょ!?実は声真似すごい得意なんだよねぇ〜!!』
そのとおり私は声真似が得意なのだ。
誰にも言ったことなかったけどねw
「似すぎてて気持ち悪かったです。白澤さんの真似なんてやめてください。」
『え、えぇー……。あ、鬼灯さんの真似もできるよ!!「あぁ白澤さん…。なんて美しいんでしょ「やめてください。」…はい』



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