銀色のなびくセカイ
□【完】残した想い【坂銀】
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ドゴォォォン
そんな音と共に、一機の小型宇宙船が、万事屋の屋根に墜落した。
「アッハッハッハ!久しぶりじゃのう、金時ぃ!!!」
「テメェ辰馬ァァァァァァァァァ!!何してくれてんだこのやろぉぉぉ!!!」
相変わらずの天然パーマを持つ銀時がシャウトする。
「なんじゃ?わしゃあ何かしたかの?」
「何かどころじゃねーよ!!弁償しろ、弁償!!!」
「アッハッハッハ!金時はまっこと冗談が上手いぜよ!!」
「ざけんな!!冗談じゃねーんだよ!!!」
「アッハッハッハ!!すまんきの〜、今丁度すまいるでおりょうちゃんと会うてきた所での!財布が空になりよって、とても弁償なんてできる状態じゃないきに!
アッハッハッハ」
「ふざけんな」
ゴッという痛々しい音と共に、わしの視界が暗くなった。