●黒羽の騎士物語●
□第八話:精霊
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ある日の城内
姫「何時孵化するんだろうな〜楽しみ」
ルンルン気分で廊下を歩くミカ姫
奥からアルドが歩いてきた
姫「あ、アルド!見てみて!」
ミカがみしてきたのは卵…しかも綺麗な卵
聖風「姫様、これは何処から持ってきたんですか?」
姫「お庭を散歩してたら見つけた」
聖風「へ?」
姫「孵化するのが楽しみ!」
聖風「……とりあえず保管しましょう」
そして数十分後
黒羽『はぁ…頭がクラクラする…(やはり長い時間光にあたるのは危ないですね…せめて精霊がいれば…)ん?』
見ると騎士団と姫様が一箇所にあつまっていた
黒羽『皆さんどうしたのですか?』
姫「あ、モロク!さっきね精霊の卵を見つけたの!』
黒羽『そうなのですか?しかしなぜ精霊の卵が…(エンシェントフェアリーにあるはず…)』
聖火「動いてるぜ!」
全員一気に見始めた
すると卵が動き光り始め孵化した
あまりにもの眩しさに皆体制を低くしてた
「キュ〜?」
黒羽『ん?』
モロクはそのままの体制でしたので
ばっちり目が合いました☆←
「キュ〜!」
精霊がモロクにスリスリ
黒羽『え?え?』
姫「わ〜可愛い!」
聖火「ずいぶんとチビだな」
聖氷「赤ちゃんだから仕方ないわよ!」
聖土「この精霊どうする?」
聖雷「モロクになついてるからモロクが世話すれば?」
黒羽『は?え?』
聖風「そのほうがいいでしょうエンシェントフェアアリーへの道は今閉ざされているのでしばらくは面倒を見たほうがいいです」
姫「そうだよモロク」
黒羽「は?は??…勝手に話を進めないでくださ―――――――――い!!』
その日モロクの叫び声が城内にひびいたそうな
続く