●黒羽の騎士物語●

□第六話:黒羽騎士の疑い
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―森―
兵1「もうすぐで舞踏会だな」

兵2「そうだな〜そう言えば、アイツ!モロクって言ってたっけ?闇騎士を舞踏会に参加させるとわ…」

兵1「まぁ、それが姫様の優しさなんだろ?聞いたところそいつ姫様を助けたみたいだし」

兵2「でもな〜…」
そういう会話をしてると後ろから黒い靄が現れた
二人の兵士は気ずいていない
その靄は二人の兵士の中に入った

兵1「ん?今変な感じしなかったか?」

兵2「ん?全然?疲れてんじゃね?早く城に行こうぜ」

兵1「あぁそうだな」
しかし、二人の兵士に変化が!

兵1「グ…ガハ!!」

兵2「お…オイお前!!だいz…グハ!!ダァ!!」
二人の兵士は突然苦しみだし倒れ死亡した…
そして死んだはずの兵士がムクリと立ち上がり城へ向かった
その兵士を水晶でみていたのは、吸血鬼のアガリアレプト

吸血「頭を使わなくてわな、頭を…フフ、これからが楽しみだ…お前の驚いた顔早くみたいぜモロク…ククッ」
不気味な笑いをしアガリアレプトは翼を広げ飛んで行った

―舞踏会場―
姫「もうすぐで時間だ!楽しみ!」

聖風「姫様、あんまりはしゃぎすぎないでください」

姫「解ってるわよ♪ねーねー!モロクー♪」
ミカは料理を準備しているモロクのところまで走って行った

残忍『姫様?転ばn』
転ばないでくださいと言いかけた瞬間ミカは転んだ
その時モロクは料理を上に投げミカを支えて落ちてきた料理を一つ溢さず綺麗にキャッチした
それを見た一同は「おぉー」と感心した

姫「す…凄いモロク!」

残忍『い…いえ…お怪我は、ありませんか?』

姫「ううん、大丈夫!モロク有難う」

聖土「…なんかモロク、イメージとはずいぶん違うな」

聖火「そうだなー最初はもつと残酷で残忍な奴だと思っていたが…」

聖氷「やっぱりモロクさんカッコいい」

聖雷「なんだノーレ?惚れてるのか?」

聖氷「!!///」←真っ赤

聖雷「(図星か…)」
※騎士たちは、姫様の前だけ敬語、丁寧口調になりますので
モロクとアルドは普段から敬語、丁寧口調です

残忍『(…もう二度と味わえないと思ったのですがねぇ…まさか…)』
モロクがまた昔の事を思い出した
すると先ほど死んだはずの兵士が会場に現れた

兵1「姫様只今戻りました」

姫「御苦労さま、異常なかった?」

残忍『!!』
モロクは兵士を見てあることを感じた

兵2「はい、静かで何もありませんでした」

姫「有難うほうk」
カキィイイイン!!

「「「「「「!?モロク(さん)?!!」」」」」」
モロクは兵士に切りかかった
そして発した言葉は

残忍『貴様!!此処で始末してやる!』
モロクは赤い目をさらに赤く染めた

兵1「な…何をするんですか!?」

残忍『しらばっくれるな!貴様だと言うことは、解っている!』

兵2「グハァ!!」

聖風「止めなさい!!我に集いし聖なるマナよ!聖なる風で吹き飛ばせ!!風魔法シャイントルネード!!」

残忍『?!』
モロクは間一髪アルドの攻撃を避けた

残忍『何をするのです!』

聖火「それは、こっちの台詞だ!どういうつもりだモロク!味方であるはずの兵士を殺そうなんざ」

残忍『?!ち…違います!こいつ等は…』

聖雷「仲間だと思っていた…だがお前は、やはり暗黒騎士!我等の敵!」

残忍『ち…ちが…』
モロクは違うと言おうとしたが黙ってしまった
そして城を抜け出し何処かへと消えた

姫「!待って!!モロク!!」

聖風「姫様危険です!やはりあいつは我等のt「違う!!」?!」

姫「その兵士を見て!」

聖s「「「「「!?」」」」」
全員が見たのは砂へと変わっていく兵士、そしてそこから黒い靄が出た
その靄から声がした

―ククッ…成功だ、あいつの心はズタズタになった貴様等のおかげでな―

聖火「な!?貴様、誰だ!」

―私はアガリアレプト、でもこれは私の分身、本体では、無い―

聖風「アガリアレプト?!」

姫「知っててるのアルド?」

聖風「昔ラファエルから聞いたことがあります…アガリアレプトは四大天魔の一人」

「「「「「え!」」」」」

―その通り、ラファエルかぁ〜懐かしい名だな最後にあいつを見たのは、あのときだな―

姫「え?ラファエルのこと知ってるの?!」

―知ってるも何も、私はあの人のこと大好きだもん❤それと女、よく私が解りましたね…なるほどそのミカエルの力を宿したブローチですか―

姫「……」
そうミカは兵士達が来た時薄くブローチが反応したからすこし試した
でもまさかモロクがあんな反応出すとは思わなかった

―モロクは君たちを守るためにやったのに、君達はモロクを傷つけた…もうモロクは帰れないでしょう…フフ、これから俺はモロクを迎えに行かないと…暗黒騎士に戻っていただかなくては、いけませんからねぇ…操ってでも連れていく―

聖氷「それがアンタの目的だったのね!そうはさせないわ!」

皆がモロクの後を追いかけようとしたら黒い靄が攻撃してきた

―行かせないぞ?俺の邪魔をするな、貴様たちはこいつに始末させる―
黒い靄は立体となってアルド達に攻撃してきた

聖風「(クッ…このままでは…)姫様は行ってください!」

姫「え?!でも…」

聖土「私達の事は気にしないでください!それよりモロクが心配です!」

姫「っ…解った…ワープ!!!」
ミカはワープした
さぁ…どうなるんだ?!

―森―
残忍『…つい出て行ってしまった…これじゃあの時と同じではないか!…姫様達…大丈夫でしょうか…』

吸血「心配か?奴等の事が…」

残忍『!貴様…よくも…』

吸血「ククッ…良いぞその顔、あの時と同じ目だ」

残忍『……何故貴様が此処に居る…貴様は自分が得すること以外では、行動しない筈だが?』

吸血「何を言っている?今回もちゃんと俺が得するんだよ、お前があっちに居なくては、俺のご飯(血)が食べられない」

残忍『…私の血欲しさに行動するとは、呆れました…私は戻りません!もう貴様たちの思い通りにはならない!』

吸血「…そうか…それが答えか…じゃあもう遠慮はいらないな…貴様の血をいってき残さず吸ってその体を俺の玩具にしてやる」

続く

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