●黒羽の騎士物語●
□第五話:苦手
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どうもモロクです
今私がいるのはヴァーチェ王国の中心である城の中だが…
今…とんでもないことがおきている…
ボ「ぎゃああああ!!!助けて――――!!!」
フ「来るな!!こっち来るな!!」
ア「何をやっているのですか!!動物一匹に苦戦するな!!」
団長…最後らへん口調変わりましたよ…
ゼ「無理ですよ団長…」
ノ「なんせ相手が一番怖いものに化ける闇動物なのですから」
そう…あれは数時間前にさかのぼる…
突然この城に荷物が届きそれを開けたらあの獣が…
ちゃんと調べていたらこんなことにはならなかったのですが…
ちなみにあの二人の怖いものはボルクーは糸こんにゃく、ファイルは水…ファイルは解りますけどボルクーは…
ア「て、こっちにも来た―――!!」
ゼ「ちょ、来るな――!!」
ノ「いやあああ!!!」
…貴方達大丈夫ですか…これは鍛えないといけませんね…
モ『はぁ!!』
モロクは小刀で獣の中心コアを貫いた
獣「グァンラガァアアアアア!!!!」
獣は黒い煙となって消えた
モ『この獣は中心コアさへ貫けば簡単に死にます、そのようなことも知らないのですか?』
フ「う…うるせ―な!!こっちにある闇族の獣に関する本はすべて無くなったんだよ!!」
モ『はぁ…貴方達…それでは闇に勝てませんよ…』
ボ「な…」
ア「っ…」
モ『私が鍛え直しましょう(ゴキゴキ』
全−モ「ビク!!」
―姫の部屋―
ミ「あ〜あ…皆どこで何してるんだろう…勉強やだな〜…でも抜け出したら怒られるし…ほぁ…ん?外がやけに激しいわ」
ミカが窓を開けるとそこには戦っている騎士団達がいた
ミ「ちょ!何しているの!!今日は舞踏会なのに!!」
ミカはワープした
―庭―
ミカが現れた
ミ「皆何やってるの!!」
全−ミ「『姫(様)!!』」
ノ「あぁ…姫様勘違いしないでくださいこれは修行です」
ミ「え?」
ゲ「モロクに鍛えてもらっているのです」
ミ[そうだったんだ…」
フ「だけど酷いんです!!容赦無いんです!!」
モ『このくらいまだ手加減はしています』
本気のモロクと戦ったらヤバい...
此処にいる騎士たちは皆そう思った...
ア「それはそうと、姫様勉強は如何しましたか?」
ミ「ギックー!」
※しばらくの間お待ちください
モ『大分上達しましたね、流石です』
ア「すいません、つきあってもらって」
モ『私が言いだしたことですから心配いりません』
ゲ「そう言えば姫様はどうなさったんでしょう」
モ『おそらく泣き崩れていると思います』
その一言に皆は汗をかいた
モ『そう言えば、今日は舞踏会ですよね?警備もしっかりしなくては、バリアも強化した方が良いと思いますよ?』
ファ「解ってる!」
ファイルが自信満々に言う
それを見て『あぁそうですか』とモロクが言う
しかし、彼等は知らない
これから行う舞踏会が災難に巻き込まれることを…
―ヴァイス王国―
マ「ダーク・ネス様、本日ヴァーチェ王国で舞踏会が開かれるようですが、如何します?」
ダ「つぶせ」
マ「御意」
―別室―
リ「そういえばアンタ、今日何処に荷物送ったの?」
?「フフ、それは秘密ですよ」
リ「四大天魔のアンタが秘密ごとねぇ〜」
そう言ってちょっと笑うリリス
それを見る吸血鬼型のロボット
リ「【アガリアレプト】、アンタあんまり調子こくとマモンに目付けられるわよ?」
アガ「大丈夫ですよ」
笑う吸血鬼
血を求めて今日も何処かへ飛ぶ
続く