死龍の軌跡

□十二章
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ガリアス「土に還れ!!!」

襲い掛かる最初の一人の首を飛ばし次の戦士の頭蓋を両断した。



リン「ガリアス!!」

リンは無我夢中で術式を叩くが意味を成さない。

リン「お願い!!開いて!お願い!!!!」

思いは皆同じ

シルフ「【ウォーター】!!!!」

魔法をぶち当てるもの

ケント「うおぉ!!!!」

それぞれの得物で攻撃するもの

エルク「くっ、くっ!」

目をさましたエルクは術式を解こうとペンを動かしていた


ガリアス「無駄だ、術式は絶対魔法。術者を殺すか解くか条件を満たさない限り出ることは出来ない!」

そう言いながら次々襲い掛かる亡霊戦士の上半身をまとめて飛ばした。

さらに来たのは蹴りで地面に伏せ額を串刺しにした。だが、魔方陣からさらに亡霊戦士が召喚される。

ガリアス「ジリ貧か・・」

また3人を斬り倒したがガリアスにも疲れが見え出した

【ぶすっ】

ガリアス「うぐっ」

誰かが弓矢を放った。矢はガリアスの右太ももに刺さった。それでも構わず雄叫びを揚げ戦士の攻撃を避けずに頭蓋を両断した。








エルク「解けた!!!!」

10分掛かってようやく術式が解除された。


リン「ガリアス!!早く逃げ・・」

【ドスッ!】





嫌な音が響いた

ニニアン「そ、そんな・・」


ガリアスは自分の左胸に手をあてる。そこには白い刃が突き出ていた。それでもガリアスは刀をふり相手を縦に両断した。

ガリアスがこっちを見てる。微かに笑っていた。次の瞬間、

【ドサッ】

地面に倒れる音がなる



リン「ガリアス!!!!!!」

魔方陣からはもう亡霊戦士は出てこなかった


           十二章 完
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