死龍の軌跡
□十章
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リン「誰!?」
振り返りながら刀を抜くが誰もいなかった。
??「ハッ!じゃあ、いっちゃうよ〜」
一瞬だけ気配を感じた
リン「Σ上!?」
だが、遅かった。天上から降りてきた男に何かに吹き飛ばされた
リン「うっ!」
直ぐに態勢を整えて男を見る。男は黒を基調とした盗賊風の格好をしていた
リン「あなたは誰!?」
??「タナトスだ。まっ覚えなくてもいいぜ。」
懐に隠してある剣が光った。
タナトス「どうせお前はここで死ぬんだからな」
剣から放たれたのは光の光線。つまり魔法剣である。リンはいち早く察知してかわした。反撃とばかりにタナトスに刀を降り下ろす。しかし、それは手で受け止められた。
リン「え!?」
タナトス「固いもん入れてれば普通だ。それよりも気が変わった!」
受けてない手でリンを突っ張り壁に叩きつけた。そして受けてた手の服を脱ぐと。ボウガンみたいなのが現れた。
タナトス「そら♪そら♪」
快感とばかりに容赦なくリンにボウガンを射った。避けれるはずなく何本かが刺さる
リン「いっ・・!」
逃げようにも右肩を矢が貫いて壁に刺さって動けない
タナトス「さ〜て♪どっから遊ぼっかな〜♪」
リン「私は・・【ザクッ!】うっ・・!」
左手でマーニ・カティを取ろうとしたがボウガンで左手を封じられた
リン「そ、そんな・・」
リンは完全に抵抗する術をなくしてしまった。