死龍の軌跡

□九章
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一方、キアラン領に向けて急いでいるリンディス一行。少し賑わいのある街に着いたのだった。

リン「ケント、ここは?」

ケント「カトーレ侯爵領です。ここを南に抜ければキアラン領です。」

セイン「何もなければあと10日ってところですね。」

ガリアス「何もなければな…。」

リン「そうね…。」

セイン「大丈夫です!リンディス様は-リン「ちょっと待て!何かあっちで争ってる!!」え?」

50メートル離れた所で水色髪の少年と金髪の女性が何やら盗賊風の男たちに絡まれている

ケント「リンディス様!今はそれどころでは-ガリアス「って言っても無駄ッぽいぜ」?」

二人が此方に向かっていた

ニルス「あの!すいません」

ガリアス「!!(コイツ・・)」

リン「どうしたの?」

すると今度は金髪の女性の方が口を開く

??「この者の姉が誘拐されてしまったのです!」

セイン「Σお、お姉さん!!」

また始まった・・。でも、盗賊風の男たちは此方に来ている

セイン「リンディス様!人助けで-ガリアス「ぼやっとするな!!来るぞ!!」はい!?」

セインを無理矢理押し退け襲いかかる3人を両断した、











いや、したつもりだった。

ガリアス「!?」

俺としたことが。二人は絶命したが、一人が少年の方に向かってる

ニルス「Σ!?」

【シュン!】

「Σグハッ!?」

だが、先に男が倒れた。胸辺りには鏃が貫いている

リン「ラス!」

アイツ、確かアラフェンの傭兵隊長だったよな…。
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