死龍の軌跡
□八章
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ガリアス「良かったな!精霊に認められたぞ!」
シルフ「え!?」
「驚きました。まさか精霊に認められるなんて」
シルフ自身はと言うと呆気にとられていた。
ガリアス「まぁ、魔法ならエルクにでも教えてもらえば・・」
【ドゴオォン!!!!】
突然どこからか響いた爆発音
シルフ「え!?何!!」
ガリアス「(考えが甘かったか・・)まずい・・」
シルフ「リンディス様が危ないよ!兄貴早くい【ガシッ】あう!」
急いで行こうとするシルフの襟を掴み
ガリアス「会計がまだだろ」
袋から代金を払おうとすると
「お代は結構です。この魔道書の持ち主が現れるのを見ただけでも私は幸せ者です」
ガリアス「しかし・・」
「仲間が危ないのでしょう?早くいってあげなさい」
商人のお姉さんが優しく微笑んだ
ガリアス「ありがとうございます。ほら!シルフも」
シルフ「ありがとうございます!!絶対大切にします!」
礼を言うと直ぐに二人は道具屋を急いで出ていくのだった。