死龍の軌跡

□八章
4ページ/11ページ

ガリアス「良かったな!精霊に認められたぞ!」

シルフ「え!?」

「驚きました。まさか精霊に認められるなんて」

シルフ自身はと言うと呆気にとられていた。

ガリアス「まぁ、魔法ならエルクにでも教えてもらえば・・」

【ドゴオォン!!!!】

突然どこからか響いた爆発音

シルフ「え!?何!!」

ガリアス「(考えが甘かったか・・)まずい・・」

シルフ「リンディス様が危ないよ!兄貴早くい【ガシッ】あう!」

急いで行こうとするシルフの襟を掴み

ガリアス「会計がまだだろ」

袋から代金を払おうとすると

「お代は結構です。この魔道書の持ち主が現れるのを見ただけでも私は幸せ者です」

ガリアス「しかし・・」

「仲間が危ないのでしょう?早くいってあげなさい」

商人のお姉さんが優しく微笑んだ

ガリアス「ありがとうございます。ほら!シルフも」

シルフ「ありがとうございます!!絶対大切にします!」

礼を言うと直ぐに二人は道具屋を急いで出ていくのだった。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ