死龍の軌跡

□八章
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武器屋にて

ガリアス「これはどうだ?」

シルフは13歳で体つきが細いため使える武器が限られていた

シルフ「重い・・」

様々な武器をを持たせたがさっきから答えは同じだった。

ガリアス「ウ〜ン。剣、槍、斧、弓も駄目か・・」

となると残されたのは・・

ガリアス「魔道書か?」

シルフ「魔法なんて使ったことないよ」

ガリアス「いや・・ちょっと来い」


今度は道具屋に入り

ガリアス「お前、才能あるかもな」

試しにファイアーの魔道書を持たせたら小さいながらも炎が出た

シルフ「ほんとに!」

たが、敵と遭遇したら勝てる見込みはまだなかった。

するとガリアスは一つの魔道書に目をやった

ガリアス「すいません。この魔道書は?」

始めフィンブルの魔道書かと思ったがその魔道書は青色(フィンブルは水色)だった。

「これは水魔法ウォーターです。」

水魔法?初めて聞くものだった。

ガリアス「ちょっといいですか?」

ガリアスに触れようとすると

【バチっ!】

ガリアス「イッ!」

鎌鼬みたいなものに手を少し切られてしまった

「だ、大丈夫ですか!?」

ガリアス「いや、大丈夫です。それよりもこれは・・」

「はい。水魔法は精霊に祝福されたものが殆どなんです。そのかわり扱えば闇魔法と互角の威力を発揮します」

じゃあ、精霊に嫌われてる俺には無理ってことだ

シルフ「・・・・」

あー、今ので絶対恐がられたな・・

ガリアス「まぁ、物は試し-シルフ「やだ」ありゃりゃ」

シルフ「絶対こうなるもん」

ガリアス「大丈夫。精霊は人間を嫌ったりしないから」

シルフ「え?」

ガリアス「(やべっ)おっと済まない。とにかく持って見なよ」

要約シルフがウォーターの魔道書に向き合い手を触れると

【ピカッ!】

シルフ「!!!!」

それはリンがマーニ・カティに触れたときと同じ光りを放っていた
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