死龍の軌跡
□七章
3ページ/8ページ
セーラ「何よ!あんたたち!」
からんできた男はセーラよりもがたいがよかったが臆することなくガンを飛ばす(?)セーラ。
「それは此方の台詞だ!!夜中にギャーギャー騒ぎやがって」
エルク「(一見悪そうな人だけど言ってることは正当だ…。)」
「ここはこのまちを裏で仕切るグラダ様のアジトだ!夜に迷惑だ!!とっととあっちいきやがれ!」
実際彼はすごい悪なのだが言ってることは最もである
セーラ「あんたこそ何様よこの高貴なセーラ様に楯突くき!?」
最早「実は山賊でした」と言われても全く違和感がない
「このくそアマ!食らえ!!」
男は持っていた手斧をセーラに投げつけようとする
セーラ「キャー!!キャー!!エルク!!何とかしなさいよ!!」
悲鳴すら全く危機感を持っていなかった
エルク「はぁ…。仕方ないそこの人!!僕が相手だ!」
エルクはローブからファイアーの魔道書を取り出した
「おらグラダ様に変わって俺が-??「お前達だな?」あ?」
セーラ、エルク「「!!??」」
男はおろかセーラとエルクでさえもう1人の気配に気づかなかった
「んだ、てめぇ【バキッ!ザッ!】ヒッ!!」
手斧は一瞬で柄から両断され首に刀の峰が置かれた
??「シルフを脅した連中はここか?」
声で男と判断したがローブの中から片目だけ赤く光っていた
「あ、あぁ…。」
皆この男が尋常じゃない強さを持っていることを確信した
??「数は?」
冷たい声で質問する
「に、20人-??「よし、お前にはもう用はない」ヒッ!」
【ザシュ!!】
男が去った後には呆気にとられたセーラとエルクと首のない死体だった。