死龍の軌跡
□一章
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??「目が覚めた?」
突然少女に話し掛けられた
ガリアス「…………?」
よく見ると俺はベットで寝ていた
ガリアス「ここは?」
??「あなた、サカの草原で倒れていたのよ。それと、ここはわたしのおうち」
緑色の髪に澄んだ瞳の少女が答える
ガリアス「すまないな、えっと…。」
どうやら俺はサカの入り口で行き倒れた(正確には寝ていた)らしい。きっとこの少女が保護してくれたのだろう。
??「わたしはリン。ロルカ族の娘よ。あなたは何て言うの?」
ガリアス「俺はガリアス」
リン「ふ〜ん、ガリアスって言うんだ。なんか変わった雰囲気ね」
そう言えばこのリンという少女、誰かに似ている。誰だったっけ?
だが、答える前に別の空気が漂った
リン「…………!!
ちょっと待ってて外の様子を見てくる」
リンは何かの気配を感じ部屋から出ていった。だが、その気配は当然彼にも感じ取っていた。
ガリアス「さて、俺も行くか…。」
ここ何年も戦という戦は起こってない。だとすれば山賊だろう。
ガリアスもベットから起き上がり二本の刀を手に取り出ていった