死龍の軌跡

□九章
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エルク「焼き尽くせ〈ファイアー〉」

エルクが大きな火の玉をシルフに向けて放つ

シルフ「全てを包み込め〈ウォーター〉」

同時に放たれた水球で相殺された

エルク「詠唱をもっと速くしないと今度はダメージを受けるよ!」

シルフ「はい!」

あれからシルフはエルクの師事のもと水魔道師として訓練をうけている

そして小休止にはいる

ガリアス「どうだ調子は?」

シルフ「う〜ん…。普通かな?」

ガリアス「初めはそんなもんだ。慣れればもっと強力な武器になる」

「分かった兄貴」とシルフに言われ今度はエルクに話し掛ける

ガリアス「どうだ、シルフは」

エルク「彼は絶対化けます。この時点で僕の魔法に着いてこれるんですから」

ガリアス「だとしたら相当強くなるな」

元よりエルクは強い。そのエルクと互角の力をこの時点で持っていることは更なる成長を遂げるだろう

エルク「ところでガリアスさん」

ガリアス「どうした?」

エルク「前々から気になっていたんですが貴方も魔法を使えるのではないのですか?」

この時ガリアス眉が少し動いた
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