Book Long
□雨の出会い 3話
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Mside
キッキングスナイパー
彼女に応援され、やる気Maxだった俺は、翔くんやリーダーが倒せなかった残りの的をほぼパーフェクトで倒すことができた。
どうやら自己ベストだったらしい。
嬉しすぎて蹴り終わった後、彼女のいる席の方に行きハイタッチをした。
自然な流れでできたんだけど、考えてみれば、彼女に触れたわけで…
もう幸せすぎてどうにかなりそうだ。
この気持ちを形に表したくて、Tシャツにサインをして渡すことにした。
もちろん、いままでこんなことしたことはない。
やべぇ…みえみえかな…
M「すいませーん、ペン貸してくれない?」
ス「はい、どうぞ。」
S「松潤どうした?(笑)俺らも書こうか?」
M「もちろん!!」
A「あひゃひゃ、ホント珍しいね!」
O「たまには、いいべ。」
N「相当惚れこんでますね(笑)」
ニノの言うとおりだと思った。
これは、マジで惚れてるやつだよ…(笑)
ニノをはじめ、メンバーに茶化されながら書き終えたTシャツを彼女に渡す。
驚いていたようだけど、笑顔で受け取ってもらえてよかった!!
あぁ〜、やっぱ好きなんだな。うん。
しかし、俺の軽率な行動によって事件は起こってしまった。