賢者の石

□作戦
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いつもならここで敵が倒れている筈なのに・・・・

次の瞬間私の目に見えたのは、カケルが剣を構えてアギトの前に立っている姿だった。

そのアギトはというと、傷一つ付かずにりんねちゃんを掴んでいた。

何かがおかしい。

一体何が・・・・

「隙あり!」

「うおっとい!」

「うおっ! 危ねぇっ!」

危ない危ない危ない。
当たったら大怪我する所だった←



どうやら私達は今、ヤバい状況にあるらしい。

あれ? まともに闘えるのってもしかして私だけ?

「皆、大丈夫?」

「「「「「んなわけあるかーっ!」」」」」」

そうだよねそうだよね。
大丈夫な訳無いよね。うん。


・・・・よし、私が頑張らなくては。

敵は機械だから魔法は効くけど、りんねちゃんに当たらないようにするにはどうすればいいんだろう。



そうだ!



「皆、ちょっと話がしたいんだけどさ、離れた所に行ってくれる?」

「「「「「?」」」」」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私達は敵から見えない場所に移動した。

「で、話って何だ?」

「私に考えがあるんだ。まずは・・・」
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