賢者の石

□入学式 〜宴〜
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「では、寝る前に校歌を歌いましょう!」と校長先生が言った時に先生達の顔が急に強張ったように見えてしまった。錯覚錯覚。

校長先生が魔法の杖をヒョイと動かすと、金色の長いリボンが出現して文字が出てきた。

? ホグ・・・ホg(省略

「みんな自分の好きなメロディーで。では、さん、し、はい!」

「ホグワーツ ホグワーツ
 
 ホグホグ ワツワツ ホグワーツ

 教えて どうぞ 僕たちに

 老いても ハゲても 青ニ才でも

 頭にゃなんとか詰め込める

 おもしろいものを詰め込める

 いまはからっぽ 空気詰め

 死んだハエやら がらくた詰め

 教えて 価値のあるものを

 教えて 忘れてしまったものを

 ベストを尽くせば あとはお任せ

 学べよ脳みそ 腐るまで!」

みんなバラバラに歌い終えた。
とてつもなく遅い葬送行進曲で歌っていたフレッドとジョージが最後まで残った。(凄いな・・)

校長先生はそれに合わせて魔法の杖で指揮し、二人が歌い終わった時には大きな拍手をした。

「ああ、音楽とは何にもまさる魔法じゃ」

そこって感激する所なんだね・・・。

「さあ、諸君、就寝時間。駆け足!」
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