賢者の石

□入学式!
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よし、廊下に出た事だしカケル達がいる所に行ってみよう。















・・・・。








やっぱり緊張してきたーー!!

いや、この方生まれてから入学式なんて一度も経験した事無いので←

うん、こんな時は走るに限るよ。(えっ?

とりあえず全力で走る事にした。

驚いてこちらを見るゴーストたちを無視して大広間まで全力で走った。

































「よっ、ヒナコ! やっぱり早ぇなー。」

そりゃそうですよ。結構な速さで走って来たから。

「ハァ、ハァ・・・・・・・。 ぁ、カケルにりんねちゃんたちも。」

「あっ、ヒナコさんっ!・・・・って、大丈夫!?」

今、もの凄く苦しいけど大丈夫なような。
だけど、やけに暑い。

「・・・ぁ、あぁ。 だ、だいじょぶだよ。」

「本当かいな? しっかりせぇって!」




いや、それ所じゃないって!

全力で走ったせいか、着ていた制服も・・・って、制服着てたんだった。だから暑いのか。

「あっ、みなさ〜ん!」

「あ、さとりにシュンスケ! おせーよっ」

「お前らが早いんだろうが。」

こっちに来てからシュン君がツッコミキャラ化している様な気がする。

今だにコントのようなやり取りをしている2人を気にしつつ、ふと時計を見てみた。

え〜と、今の時間は・・・


「ぇえっ!?」
変な声が出てしまった事を今になって後悔している。もうやだ。

「「「「!?」」」」

「えと、どうしました?」さとりちゃんが、不思議そうに聞いてきた。

「あ、いや、あのさ、時間、そろそろヤバくないかな・・・なんて」

「そういえば、そろそろ時間だな」

いやいやいや! もう他の子達が着いちゃう時間じゃないですか!

「マジか! じゃ、早く行かなきゃだなー」
カケルもそんな風に落ち着いてる場合じゃ・・・

「あら、そこにいたのね。」


あぁ、良かった。 って、そこにいるのは・・・

「マ、マクゴナガル先生っ!?」

あれ、さっきまで猫がいた筈・・・

いや、びっくりした。

「あの、私達はどうすればいいんですか?」

「それなら、もうすぐ入学生が来るからそこに入れば大丈夫よ。」

(なんだ、良かった・・・。)




話していた所に、奥の大きな扉の方から沢山の足音やら喋り声やらが聞こえてきた。

「くっ、ここまでか・・・」
私達はどうやらここまでのようだ。

「来たかっ! おーい、早く行こうぜ!」

あれ、もしかしてスルーされたかな?


「何でもドンと来い、やな!」
ミチノリ君、頼もしいです。ぜひ助け(ry

その途端、扉が開いた音と共に沢山の生徒達が溢れ込んできた。

うわっ、きたーーーーーー!




今だに鳴り止まない心臓音を胸に、私はその集団の中に飛び込んでいった!!
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