賢者の石
□こちらホグワーツ探検隊
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事前に連絡していた私達は、中庭に集まる事にした。
でもまだカケルとミチノリ君とシュン君しかいないか。
「よーヒナコ! 元気か?」
「勿論だよ!! まぁ、色々あったけどね。」
「一体何があったんや!?」
「それがさ・・・」
話そうとした所に、りんねちゃんとさとりちゃんが来た。
「あっ、ヒナコさーん!」
「皆さんも来ていたんですか!」
「僕とカケルはずっと前からいたでー!」
「俺とヒナコはさっき来たばかりだけどな。」
「そういえば、ヒナコさんはどうだったの?」
「それがね・・・・」
私は、さっきあった事を全て話した。
「マジか!?」とカケルとミチノリ君が。
「本当に!?」とりんねちゃんとさとりちゃんが。
「有り得ないな・・・」とシュン君が。って、皆驚き過ぎだよ!
##NAME6##「そこまで凄い事なのかな?」
「凄いですよ! 同じ部屋に会って1日も経っていない男の人と一緒だなんて!」
いや、よく考えてみれば君達も同じ現象なんだけどなぁ。
「しかもあの先生、超怖そうだぜ! オレ達の担当の先生も似た様な感じだったけど!」
皆、恐れすぎだけど!!
「いや、優しかったよ。」
「有り得ないです!!」とさとりちゃん。
・・・本当の事を言ったまでなのにな。 あの先生があそこまで恐れられるなんて。
そういえば、マクゴナガル先生も似た様な事言っていたな。
・・・・・・・・・・・・・
「なー、皆で探検しようぜ!」
「うん、しようしよう♪」
中庭で落ち合った私達は、とりあえず探検をしようと色々なところを歩いていた。
〜一時間後〜
「何か色々とスゴかったぜ!」
「ゴーストには驚いたけどね。」
「じゃあ、私はまだ色々見てくるね〜」
「あぁ。」
〜in中庭〜
「疲れた〜、マジックマスターでも読もうかな。」
ちょうど良い木陰があったので、そこで本を読んだ。 それにしてもさっきは楽しかったなw
・・・・それにしても静か過ぎる。 いつもならゼノンが現れていても可笑しくない筈なのに。 流石のゼノンも私達が此処に来ている事を知らなかったりして(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気づいたら辺りが暗くなっていたのでジャイロコマンダーを確認した所、夕食の時間になってたので大広間まで猛ダッシュした。
「よし、間に合った!!」
勢い良く大広間の扉を開けると、先生以外誰もいなかった。
皆どこに行ってるんだよ! ちょっと恥ずかしかったよ!
大広間の扉を勢い良く開けたので、席についている先生方にガン見された。・・視線が恐い。
先に着いてしまったので先に席に着いていると、カケル達がやって来た。
「よーヒナコ! 早いなー!」
「ほんまや! って、他の先生も揃ってるん
かいな!」
「凄く広いわ!」
職員席の方を見ると、昼の時には来ていなかった先生がいた。
紫色のターバン巻いている人がいるよ!!
あれって平気なのかな?
「なぁ、あの黒尽くめのおっさんって誰だっけ?」
カケルがトレードマークを?の形にして聞いてる。
カケル、流石にそれは酷いよ・・・。
「昼にあったばかりなのにもう忘れたのか。あの人はヒナコの担当のスネイプ先生だろうが。」
「マジか!ゼツボー的に恐そーだぜ!!」
「いや、だからさ・・・」
「皆の者、集まったかな? それでは宴を始めるとしよう!」
校長先生がそう言って手を叩くと、とても美味しそうで豪華な食事が沢山出てきた。
「おぉっ!! カレーライスにエビフライや!
チキンだってある!」
「ゼツボー的にすげーー!!」
カケルとミチノリ君がキラキラした目で嬉しそうに食事にがっついている。
ツっこもうかと思ったけど、お腹が空いたのでとりあえず目の前のご馳走を食べる事にした。
「おいしーっ!」
「まぁっ! 日本食まであります!」
「粋な計らいだな。」
「確かにそうだね!!」