ことりのうた
□息子さん
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食満さんの息子さん。
わざわざ手伝いに来てくれたんだ。
「えっと、わざわざありがとうございます」
「いや。大丈夫だ」
「あっ、留三郎!お前学校はどうした!?」
あっ、留三郎さんっていうのか、名前。
「今日は早帰り。昨日言ったろ?カレンダーにも書いたし」
「うぐ…そうだったな」
「親父、俺も手伝う」
「それはありがたいんだが、それよりその子の荷物を詰めるのを手伝ってくれないか?
一人で女の子が、大変そうだ」
「わかった」
ということで、留三郎さんと作業中です。