高嶺の花
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「やだっ…離して やだぁ!」
ああお母さんどうしてわたしはこんな目に合っているのでしょうか。
転校初日。
門を潜った先にあったのは広大な敷地を持つ巨大学園。
心を躍らせていたわけじゃない。むしろ気分は最悪だ。
なんせ全校生徒1320人に対して女子生徒はたったの15人と言うのだから(わたしを含めて)
親の離婚を受け、母に迷惑はかけられないと学費の安さで決めた学校
まさか転校初日に職員室に辿り着くこともできないまま襲われる事になるだなんて
一体誰が想像できた
「 誰か、誰かたすけて っ…」
「無駄だ諦めな。なんせこの御方はあの高橋さんだ 」
「大人しくヤられろって」
「本当は嬉しいんだろ?」
やめて、やめてやめて!
ブラウスとキャミソールをたくし上げられて白いブラジャーと共に乳房がさらけ出される。
手足を動かそうにもがっちり押さえつけられていてぴくりとも動きそうにない。
職員室に案内してあげるよなんて言葉を信じたのがいけなかったのだ
こんなに怖い思いをしたのは初めてでとうとう涙が零れた。
男達はむしろテンションを上げてついにスカートの中にまで手を滑らせる。
「おいおいこんなとこで何やってんだお前ら。発情期ですかぁコノヤロー」