Ifの世界
□第3夜
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「・・・・・・そうだ、ふわちゃんは、何年生?」
カルタに渾名を頂いた芙羽羅はオドオドしつつもキチンと答えた。
ハラハラさせられる〜。
「こここ高2です。」
「じゃあ俺たちと一緒だな。」
つまりは渡狸たちも高2かぁ〜。
高校生組が楽しそうに会話していると、若いっていいな、と改めて思う。
でも若いから出来ないこともあるんだ!と開き直ってみたり。
ふと気になって、大人組に質問をする。
「みんなは呑んだりするの〜?」
「あー、俺まだ未成年。」
ということは、だいたい予想をつけてはいたが、恐らく18or19歳・・・・・・。
「え、連君呑んだことないの!?」
「いや、早乙女サンは俺のことどんなだと思ってるわけー?」
お酒は二十歳になってから、と苦笑している。
どう頑張ってみてもそんな、ちゃちな世の中のルールを守るようなお方には見えない。
かなり呑んだことあるように見えた・・・。
うーん、人は見た目で判断してはいけないということだな。
「私は呑むぞー!」
変態仮面がテンション高く宣言してくれた。
イメージ的には・・・・・・そだな、テキーラ、とか。
「テキーラを好んで呑む!」
あり。ピタリじゃん。
当てていくのもたのしそーだ。
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