月刊少女野崎くん

□【1】
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そんなこんなで堀ちゃんに褒められた上になでなでしてもらった柚乃は、只今テンションが高いのです


ピンポーン



野「はい」


『やっほ〜』


野「あれ?先輩?今日は来る日でしたっけ?」


『え……あ、
今日じゃないや……あはは(๑ ̄∇ ̄๑)
間違えちゃったけど…
今日お手伝いしてもいい?』


野「いいですよ。どうぞ」


『ごめんねぇ。お邪魔しマース……ってあれ?』


玄関の所に野崎のものではない小さい靴があるのを確認した



『お客さん?』


野「はい。」


『じゃあ、私帰った方がいいんじゃ?』


野「いえ、今後一緒に作業することもあると思うので。先輩にも紹介したいです」


『あ、私と同じお手伝いさんかぁ』


ガチャ


佐「っ!?
(野崎くんが…女の人を連れてきた!?どうしよう……彼女さんかなぁ)」


『野崎くんの部屋に女の子がいる……
(わー女の子(*´∀`*)お手伝い仲間に女子が増えた〜)』


野「佐倉。こちらは消しゴムかけを手伝ってもらっている3年の河原柚乃先輩だ」


『はじめまして!』


佐「は、はじめまして!私、2年の佐倉千代といいます!」


佐倉はバッと立ち上がりおじぎした


『いやいや、いいよ。頭あげて?
千代ちゃんかぁ…可愛い♡』


柚乃は佐倉の手をとって言った


佐「えぇ!?いや、そんな!か、可愛くなんてないですよ!?
先輩の方が可愛いくて素敵ですし!」


『そんなことはないけどさ……うん。あ、ありがとう?w』


このままでは2人で褒め合い合戦が始まりそうで柚乃は阻止した


『千代ちゃんは何か部活に入ってたりするの?』


佐「私は美術部に入ってます!」


2人でトークしてる中、野崎はお茶の準備をしている


『へぇ、そうなんだ〜♪』


佐「柚乃先輩は部活に入ってるんですか?」


『あたし演劇部なんだ♪』


佐「演劇部なんですか!」


するとその会話に野崎がお茶を運びながら入ってくる


野「先輩は演劇部で主にヒロインをやるんだ」


佐「そうなんですか!?凄いです!」


『ありがとう(*´∀`)今度演劇やる時来てね♪お姫様役やるから〜』


佐「はい見ます!」


話が終わったところで野崎がお茶を並べながら


野「早速で申し訳ないんですが…消しゴムかけお願いします」


と言った


『うん。いいよー』


佐「(早速過ぎるよ野崎くん……)」



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