月刊少女野崎くん

□【1】
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堀「鹿島ぁぁあ!どこいったぁあ!」


堀は鹿島を探して走っていた


『堀ちゃーん!どしたの?』


堀「おぉ、河原。また鹿島がサボってんだ」


『そっかぁ』


堀「もし見つけたら、俺に知らせてくれ
もうちょっと探してみる!」


『うん!連れてこれたら連れてくるね!』


そうして鹿島探しが始まった





























『あ、鹿島くーん』


すぐに鹿島を見つけた柚乃は、笑顔で鹿島に近づいた


鹿「柚ちゃん先輩!どうしたんですか?」


『あのね、…あ…………』


柚乃は言葉を止めた

普通に部活へ行こうって言ったら、大人しくこないかも……


『(どうかやって連れていこう……)』


うーん……と考えていると


鹿「柚ちゃん先輩?どうしたんですか?」


『え?あぁ。えっと……ちょっとだけ……その…………来てくれる?』


鹿「っ!?
(もしかして……柚ちゃん先輩デレてる!?いや、そんなはずは……)

な、何かあったんですか!?」


『無いけど…………鹿島くんじゃないと意味ないだ…
(堀ちゃんが走り回って探してるのは他でもなく鹿島くんだし)』


鹿「(何か可愛い!)いいですよ!どこに行くんですか?」


『えっと……
(よっしゃ!まさか、どストレートに誘ってついて来てくれるとは……)
……こっち』


柚乃は鹿島の手を引いて歩き出した


鹿島はどこへ連れてかれるのかも知らずニコニコしている





『(堀ちゃん褒めてくれるかなぁ///)』


鹿「(ヤバイ。柚ちゃん先輩可愛すぎ)」
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