愛玩人形

□秘密の関係
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…ヌチュ……ズクチュッ…ニュプッ…


「んゃ…あぁッ…ぁ…、淳くん……も…イっちゃ…ぅ…!!」

「ん、いいよ…一緒にイこっか…」

「ぁ…ひゃあぁンッ……!!!!」


早朝から部屋中に響き渡る卑猥な粘着音と甘い啼き声


夜通し躯を繋げた僕と淳君は同時に果てて、激しく酸素を求めながら呼吸を繰り返す


何回ヤったかイったか分かんない


お互い貪欲に快楽を貪り得て満たされるまで躯を重ねる


その姿はまるで獣


僕と淳君は付き合ってるかどうかってのは曖昧で所謂セフレ…?


淳君の好きな時に好きなだけ僕を抱いて欲求を満たしている


躯の相性は良好みたいで僕もこの関係は気に入ってる


汗で額にべったりと張り付いた僕の髪を淳君の細くて長くて綺麗な指が優しく掻き上げてくる


僕も同じように淳君の髪に手を伸ばして撫でてみる


「は…ぁッ……、淳君……」

「鬼龍院さん……好き…」

「…この躯が…でしょ?」

「ソレだけじゃないよ…分かってるくせに」


淳君が僕に口付けようとした時、背後から突然ガチャン…と鍵を開ける音がする


此処は僕ン家のマンション


どうして鍵が勝手に?と、2人でその音に驚いて後ろを振り返る


そこに立っていたのは…
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