チロルのBook
□君はもういない
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マグノリアが一望できる丘に二人の少年、少女がいました。
二人の少女と少年はまっすぐとした瞳で相手を見つめました。
そして約束を交わすのです。
「 、私達ずっと一緒にいようね。」
「あぁ…。何があってもずっと一緒だ。 。」
「「約束。」」
二人はゆっくりと隙間がなくなるくらいにピタッと抱き合いました。
そして少し離れ、もう一度お互いの顔を見つめて誓いのキスを一つ。
「あたしはこの約束を絶対破らない。だから も守ってね。」
「当たり前だ。」
そうしてお互いの名前を呼び合うです。
「グレイ…。」
「ルーシィ…。」
こうした約束をした後すぐにこの約束を破ってしまう出来事が起きてしまいます。
何の前触れも無しに…。