お隣は神の子or魔王様
□02
1ページ/4ページ
今日はいよいよ立海に入学する日。
どんな人たちがいるんだろう。
いい人たちだといいけどね。
あ、そうそう。
前にも言ったとおり、今日はお隣さんに道を教えてもらう事にしました。
ピーんポーン
誰が出てくるんだろう?
「はぁい。…あれ、もしかしてお隣の花蓮ちゃん?」
「はい。」
「道わ知らないわよね。…精市〜花蓮ちゃんよ。」
「うん。もう行くよ。」
と、奥の方から出て来たのは。
綺麗な青い髪、瞳。
整った顔。
一瞬女の子かと思った。
「じゃあいってらっしゃい。」
「うん、いってきます」
そう言って、私たちは歩き出した。
てか、歩くの早っ!
「あの、もうちょっとゆっくり歩いて…」
「これくらいじゃないと遅刻するよ。君が早くあるけばいいじゃないか。」
は…?
何このひと。
ちょー自己中系な人?