お隣は神の子or魔王様
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「花蓮〜！ちょっといいかしら〜？」
全く、朝からこのテンションはなんだ。
まぁ、それがうちのお母さんなんだから仕方ないけど。
「なに？」
「引っ越すことになったのよ！だから、
「まってよ、…は？」
引っ越すって、今？！
中3なのに…
友達はどうなっちゃうのさ！
「大丈夫よ！あなたならそっちでも友達つくれるわよ〜」
で、いつ引っ越すの？
って聞くと、
「いつって…今日に決まってるじゃないの！ほら、準備しなきゃいけないんだから、手伝ってね♪」
「え…えぇぇぇ？！」
いくら何でも急すぎる！
何で！いつ決めたのさ〜！！
マイブラザーはどこだ、探すぞ
「ブラザー！」
「なんだよ(ｰｰ;)めんどくせぇな」
「めんどくせぇな、じゃないわ！…あんた引っ越すこと知ってたの？」
「…うん。」
「なんで〜？！」
娘にだけ秘密にしておくとか。
「姉貴に教えると面倒だったからだろ？」
まぁ確かにそうだけど。