電子獣
□蒼き狼!ガルルモン
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どもどもども!
今何故か崖の先で太一が黄昏てるのに付き合ってます!
太一「アグモン!」
アグモン「何?太一」
太一「お前、なんでグレイモンからまたアグモンに戻っちゃったんだよ」
確かに、最初の進化からは姿は前のには戻らないのに、今回だけ戻るのは不思議に思わなくもないなぁ。
でもやっぱり、その答えは分からないようで。
少しの談笑をしているのも束の間、後ろの方から大きい衝突音と共にデジモンが!
『なんだあれ!モノクロだな!!』
テントモン「モノクロモンや。でも大人しいデジモンやさかい、心配せんでもええやろ」
むっちゃそのまんまじゃん!!
びっくりしちゃった
だけど、なんだか少し様子が…大人しいと言う割にはなんか威嚇してるような?
そう思ったらもう1匹モノクロモンが現れて2匹で戦い始めてしまった。
巻き込まれるのもあれだな。
パルモン「今のうちに行きましょ!行きましょおー!」
そう逃げるパルモンを筆頭に私たちはその場から離れた。
その際のモノクロモンたちの振動でタケル君が転んでしまいヤマトが声をかけるが太一の一声で自分から立ち上がりまた走り出すタケルくん。
その姿を少し寂しそうに見るヤマトを私は見てしまったー!
『ヤマト、早く!』
ヤマト「っ、あ、あぁ!」
何とか逃げ切ればすっかり日が暮れ始めていた
ミミ「もう疲れたぁ」
太一「もう少し頑張れよミミ」
『お、太一ぃ、一丁前に年下の子を呼び捨てかい?』
太一「な、うるっさいな!」
『あらぁ、ほんのり顔が赤くなってますぜ旦那』
太一「だーかーらー!うるっさいなーもー!」
光子郎「それにしても、奇妙な夕焼けの色ですね」
空「そろそろ日が暮れるみたいね」
『日が暮れて真っ暗になったら幽霊が出るね』
空「出ません」
ちぇー、光子郎君の話には賛同していたから上手くいくかと思ったけども空さんは非常に手強いのぉ
光子郎「どうします?暗くなってから移動するのは危険ですよ」
テントモン「におう…においまっせ」
『ダメじゃんココモンったらー』
ココモン「は?」
『ごめんなさい冗談なのでそんな睨んだだけで人殺せそうな目付きやめてください切実に!』
テントモン「真水の匂いや!…あー!飲水確保や!!湖!!湖でっせ!!」
テントモンテンションたっか!
テンションでは負けてらんないぞ!!
『んじゃあ!あそこでキャンプをしよう!!私たちはキャンプをしにきたんだからね!!』
ミミ「あたし賛成、もうこれ以上歩けない」
各々も意見を言い合って今日はこれ以上進むのは辞める流れになり、見えた湖まで移動した