電子獣
□爆裂進化!グレイモン
1ページ/4ページ
今の現状を説明しよう!!
真っ逆さまに落ちてます。えぇそれはもう、気持ちいいくらいに!!!!
空を飛べるデジモンたちはそれぞれのパートナーを助けようとしてるけど全く支えきれずに落ちてしまっている。
ココモンも飛べたらなぁぁ!!!!
ココモン「飛べても沙英は重いから持ち上げられないでしょ」
『おまっ!今サラッと失礼極まりないことを言いおったな!!』
もうすぐ水の中に落ちる!って所で魚が群れになって守ってくれる。
なんでこんなに魚?
悠長に考えていると上からクワガーモンが今にも落っこちてくる。
ゴマモン「急げー!!!!」
ゴマモンの指示で魚のスピードが上がりなんとかなった。
…のに!クワガーモンあんちきしょうの重みによる波が今度は襲ってきた。
なんなんだよ!やられてもなお危害を加えるお前マジなんなの!?
『末代まで呪ってやる!!』
ヤマト「やっとほんとに助かったみたいだな」
丈「なんだったんだ?さっきの魚は…」
ゴマモン「あれはね、マーチングフィシーズさ」
どうやら先程のはゴマモンの技で、魚を自由に操ってくれたようだった。
丈「そうだったのか!ありがとうプカモン…じゃなくってえっとその…」
ゴマモン「ゴマモンだよ」
そういえば、姿が変わって名前も違うっぽいな
『ロロモンは?』
ココモン「今はココモン。」
どうやらデジモンたちにも元に戻るかどうかとか、具体的なことは分からないようで。
各々がパートナーと話つつ分かったのは、前よりかは強くなった。進化しても、デジタルモンスターなのには変わりがない。私達と出会わなければ、自分たちだけでは進化が出来なかったということ。
結果、謎!ってのが深まっただけ。
ヤマト「それより、これからどうする」
丈「元の場所に戻ろう。大人たちが助けに来るのを待つんだ」
『戻るっていっても…』
太一「なぁ…」
空「随分流されちゃったし」
私達の見上げる先には落ちてきた崖
崖登るのなんて無理難題すぎないか?
ヤマト「だいたい、ここはどこなんだ?どう考えても、キャンプ場の近くじゃないぜ」
光子郎「そうですね…植物がまるで亜熱帯みたいだ」
テントモン「ほんまや!」
光子郎「え、わかるの?!」
テントモン「いや」
『わからないんかーい!』
降りてきたなら戻る道もあるかもしれないけど、さっきみたいなクワガタやろうみたいなのが他にもいるみたいだし、私達以外の人間をデジモンたちは見たこともないらしいし…。
というか、ここにはデジモンしか存在しないと。
…じゃあさっきの魚はなんだったんだ。
追求したらヤバそうだな。