□第2話
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ボクが来てから2日目になった。
うん、今日もソニックが可愛いよ←
今はソニックの家に皆が集まってるから賑やか状態
ボクは騒ぐ方じゃないからこうやって隅っこで飲み物を飲んでるってとこかな。



「Hey、ルミナス。主役が隅っこで何してんだよ」



…いい忘れてたね。
今日のこの集まりはボクのために開かれたものだよ
俗に言う…歓迎会



『ボクはここでソニックを見て楽しんでるからいいよ』



「やめろストーカー」



『ソニックのためならば例え火の中水の中、へんてこな巨人の中にでも飛び込んでいくさ(キリッ』



「カッコ悪いからな!?」



『カッコ悪いとはなんだい?シルバー君!ボクのソニックへの思いは生半可な思いじゃないんだよ!?ソニックはね、小さいときは本当にそれはもうつぶらな瞳で(「小さい頃の話はもういいっ!」』



おしい。
ソニックの可愛さを全て伝えられなかった



「はい、ルミナス。これ食べてくれるかしら」



『ん?ありがとう、エミーちゃん』



凄く手が込んでる
この集まりのためだけに頑張ったんだなぁ…
一口食べてみればイチゴの酸味が上手く生クリームにマッチしてる



『おいしい…』



そう呟けばソニックがビクッとしてこちらを向いた



「ルミナス、今、エミーを褒めたか?」



『…素直に美味しいと言っただけだよ?』



ソニックはまるで信じられないものを見るような目だ。
ソニックがそんなことするから他の皆が見てくるじゃないか



『なんで皆までボクをみるんだい?視線が痛いよ』



「ルミナスが俺以外を素直に誉めるのを見たことがなくて驚いたぜ…」



「え、じゃあエミー凄いねっ」



「なんだか嬉しいっ」



んー…
ソニック以外を誉めたことがない…
確かにそうかもしれない



ここに来てまだ日は浅いのに、すっかり皆のペースに丸め込まれたってことかな?
それはそれでいいかなって思えてくるよ
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