*有閑 長編

□ピジョン・ブランと大騒動-3
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「ああ…全て予定通りだ。
届き次第、約束の物は頼む。

…わかってる。
こちらも自分が可愛いからね。

あとは上手くやってくれ、メイドの買収はしてあるんだろ

…ああ…わかった」






怪しく笑いながら公衆電話から出てきたのは、
ソビエト大使夫人の秘書―スミノフ。






ス「(金さえ入れば
夫人の秘書なんてチンケなこと、
すぐ辞めてやるさ。

もう人にこき使われて
ヘコヘコするのはまっぴらだ。)」









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