H×H(長編)

□分からないから
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いつものように黒いシャツに
黒いマキシのスカートを着て全身
黒ずくめになる

よし………

絶対に見つけ出してやるぞっっ!!

とりあえず一人気合いを入れ
広間に出る

ノブナガ「あぁカミ、お前確かペットになったんだってな」

…っ!?

衝撃の事実!!
僕はまだペットになるなんて一言も
言っていないはずだ!

「まだなってはいないぞ!絶対にここから
目を取り戻してやるんだっ」

マチ「団長から聞いたよ。紅い目を探してるんだろ?団長も悪い奴だよ」

ノブナガ「まぁせいぜい探しな」

「?」

こいつらの言っている内容がよく
分からないがとりあえず
何がなんでも見つけてやるっ!!


****

シャル「確か紅い目ってとれなかったよね」

ノブナガ「あぁ。綺麗にとらないと保存できねぇし、ないのに一生懸命探してるとは
ご苦労なこった。」

シズク「ちょっと可哀想だね」

マチ「まぁでも、来年のオークションでクルタの目は出るらしい。カミはそのこと知らないだろうけどな」

シャル「団長が出した期限は一カ月…カミはペット
決定だね」

****

此処はなんでこう蜘蛛の巣がうようよあるんだ?

どの部屋にもガラクタばっかだ

それに高そうなダイヤとかはあるが、
放置しっぱなしだ

やつら盗賊って言って盗んでるくせに
結局どうもしてないのがありまくりだな

「くくく◆見つかったかい?❤」

「っ!」

き、気づかなかった

「誰だ…」

初めて見る奴だ
それにオーラが不気味だ

「僕はヒソカ◆旅団の一員だよ◆」

「そうだったのか」

身構えていた体勢から平常時に戻る

「くくく❤駄目だよ◆」

「?」

「僕が嘘をついているかもしれないだろ?❤」

「そっそうなのか!?嘘をつくなんて!」

「もしもの話だよ◆本当に君は面白いね❤」

「なんなんだ貴様はさっきからっ!」

「ちゃんと名前で呼んでよヒソカだよ❤」

「うわっ」

そう言うといつのまにか腕をひかれ
壁に押し付けられる

「な、なんだ」

唇を舐めるヒソカはなんというか…
危険な匂いがプンプンする

「美味しそう❤」

「おいしっぅ///」

ま、また口を食べられてしまった!
この状況をなんとか打破しなくては!!
それにしても足に力が…

「うっふぁぅ…///」

「くくっ◆君って感じやすいタイプかい?◆」

「感じや、すいって…なんだ?」

足に力が入らず座り込んでしまう

するとヒソカはしゃがみ視線を合わしてくる

「うーん、そうだね、厭らしいってことかな?❤」

「い、いやらし…僕がか!?この僕が…////」

今までまったく考えてもこなかったぞ

たしか厭らしいとは変態てきな………

「そっそんなぁぅ//」

なんというか羞恥とやらいろんなもので
涙ぐんでしまった

「本当にカミは可愛いよ❤」

何故か頭を撫でられる

するとニヤッとして黄色い目を僕に
向けてくる

僕はいつから厭らしい人間になってしまったんだろうっ…
とか考えているといきなり肩に担がれる

「うわっやめろぉ//おろせっ//」

「耳まで真っ赤になって◆
僕が厭らしい人間にならないように更生
させてあげようかい?◆」

「ほっ本当かそれは!?」

「あぁ❤」

ヒソカは何でもできるのか!?
僕はこれから、ヒソカについていくぞっ!!
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