フェイタン(短編)

□入れ替わり
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ふあ〜
よく寝た

すると目の前には
わたしがいた

「・・・・
えーーーーーーーーーーーーーーー!?」

「チッうるさいね」

わたしは
いや、わたしの身体は
おきあがった

そして
わたしが
わたしを見る

「アユムなんで
ワタシのかこうしてるか」

「フェイタン、自分の
身体見て」

わたしは
苦笑いで言った

「・・・・え」

フェイタンから
情けない声が
聞こえる

どうやら
わたしたちの
身体は入れ替わったらしい

いやいや
普通は信じれない

けど現に起こってる・・・

すると
フェイタンが出て行こうとする

「わ!ちょっと待ってよ
そんな格好で出ていかないでよ!」

わたしは
フェイタンを
引きとめる

だってタンクトップ
一枚とタンパンなんだから!

「アユムはワタシの顔で
そんな声出すんじゃないね」

フェイタンは
ムスッとした

「フェイタンこそ
わたしの顔でそんな
怖いこと言わないでよっ」

わたしは
フェイタンの顔で
口を膨らませて
続けた

「広間に行くんだったら
さすがにこれ着て!」

カーデガンをさっと
投げた

フェイタンは
ふんっときると
広間に行った

わたしもそのあとを
追いかけた

フェイタンが何か
しでかさないか
観察するために

「おおアユムおはよう」

ウボォーが
元気よくフェイタンに
手をふっている

「・・・」

フェイタンは
返事をしない

ねぇおはよう
ぐらいいってよー!

怒ってるみたいじゃん!

「どうしたアユム
今日は具合でも
悪いのか?」

フィンクスが
アユムに近寄る

そっとおでこに
手をやろうとする

ベシッ

「熱なんて無いね!」

「「「「!?」」」」

こりゃばれたな・・・




その後皆は
何があったのか
アユムに聞いた

「まーそんなことも
あるんだね」

マチは
珍しそうに言った

こっちは
気がきじゃにないんだけどねー

まぁ戻れるまで
大人しくしとくか・・・

「って、ちょ!!!」

フェイタンはあぐらを
かいていた

「なんね」

「さすがにアユムの
身体であぐらはないだろー」

さすがシャル!

「アユムが
どんなかこうしてても
好きなんじゃないのか?
今のワタシだたら
なんでもできるね」

((((ハッ!そうだ!))))

・・・なんか
嫌な予感が

バサッ

「ほらアユムは
こんなかこうして
ねてるね」

フェイタンはカーデガンを
ほうりなげた

「「「「おー//」」」」

いやいや
おーじゃないし!

「もうフェイタンの馬鹿!」

わたしは
フェイタンを
ポカポカと
たたいた

あ!そうだ!

わたしも
おんなじこと
すればいいんだ!

「そんなことするんだったら・・!」

アユムはゴムで
髪をくくりはじめた

「「「「ふっ2つくくり!?」」」」

「えへへ」

アユムはニカッと
笑って見せた

「アユムやめるね!」

フェイタンは
顔を真っ赤にして
言ってきた

そうして
あーだこーだと
言いあいをしていた



そうして朝が来た


「うー・・・・あ!
戻ってる!!」

「うるさいね」

「戻ってるよ!フェイタン!」

「いつもこんなだたらいやね」

「くーー!この〜」

そして今日もまた
うるさい一日がはじまるのでした

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