H×H(長編)

□寂しくないから
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刀を磨きながらニコニコするカミの横でノブナガが手入れの仕方を指示する

シャル「そんなにずっとやっててよく飽きないね」

「これなら一カ月やっていけるぞ!」

シャル「干からびちゃうよ(笑)」

ノブナガ「まさかここまで気に入ってくれるとはな!」

僕の頭をガシガシと撫でるノブナガの手は
結構好きだったりする

いや、なついているんじゃないぞ!

パクノダ「カミ、そろそろ寝ないと団長に怒られるんじゃない?」

そういえば僕の生活はクロロに管理
されているのだった

何故!と言いたいにはやまやまだが今は
クロロのペット(仮)←(小さな反抗)
だから仕方ない。

「まったく、子供じゃないんだぞ」

ノブナガ「あ?れっきとした子供じゃねぇか」

「!何をいう!僕は今年でもう18になるんだぞ!」

「「「「「「………」」」」」」

ノブナガ「いや、冗談きついぞ、せめて14くらいにしとけ」

「ひっひどいぞ…皆そんな子供だと思っていたのか!?いくら童顔でもひどすぎるぞ!!
シャルだってクロロだって童顔だぁっ!」

こんな虫けらどもしらん!
もう口を聞いてやらんからな!

クロロの部屋に向かって全速力で
走る

「クロロぉぉぉぉ」

クロロ「うぉっどうした?」

「あいつらが!あいつらが僕のことを
14だのと馬鹿にしてきたんだぞ!
くっそぉ、楽に死ねないと思え!」

クロロのお腹にダイブしてあげく
殺気を打だ漏れにするカミから
衝撃の一言

クロロ「14じゃないのか?」

………

暫しの沈黙

「クロロの馬鹿!死ね!ハゲ!若はげ!」

そしてまたもや広間に全速力で
かけもどる

クロロ「ハ…ハゲ……」

密かに精神的ダメージを受けていたクロロ。

広間へ戻ると帰って来ていたウヴォーに抱きつく

ウヴォー「ん?どうした?」

「ウヴォーは僕を何歳だと思う?」

そして広間にいたものもウヴォーの返答に
耳をひそめる

ウヴォー「別に何歳でもいいんじゃねぇか?
ガハハッ。それより酒持って来たぜ!」

「ぅっ…ウヴォー大好きだ!」

いいとこどりは、やはりウヴォーだなと
思った一行であった。

それから数分してから背中に影をせおった
クロロがシャルに
「俺の髪の毛…どう思う?」と聞いことを
カミは知る由もなかった。
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