12/30の日記

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閲覧注意1裏SS
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「…はぁっ、ぅ…」
色っぽい声が自分の欲を更に煽る。いつもは見ることができない素直で淫らな姿は自分の理性という歯止めを狂わせていく。無口で何を考えているのかよくわからなくて、冷徹で、この人は愛を知っているのだろうかと考えた時もあったが、人は偏見に囚われてはいけないものだと彼と日々を過ごし、夜を重ねる度に実感した。
「今日は…なにも我慢しないで、くれないか?」
感情を他人に露わにすることを嫌う彼のことだから最初は徹底的に拒絶すると思った。しかし彼の返答は、意外にも遠慮しがちのイエスであった。恥ずかしそうに小さくこくりと頷いて、ふわりと自分へ抱きついてきたのだ。彼、曰く俺以外には絶対に無理らしい。一度シャドウに誘拐された際に契約の契りとして強引にされたことがあったらしいのだがその時は一度だけ呻き声を漏らし、それ以降は全て我慢し通したそうだ。それが今自分との行為では、正反対の状態なのだ。
ヴィオを優しく愛撫し後孔を解すと甘くくぐもった声が喘ぎ喘ぎ紡がれていく。「ブル、ぅ…早、く挿れ…て…っもぅがま、できなっ…ぁんっ」
許しを乞うようにうるんだ瞳とかちりと目が合い、眩暈がする。その声に誘われるようにして今まで堪えていた己の欲をヴィオへと一気に押し込んだ___

っていう夢を見たんだ……って相談されたらいいのに…。
腐ってやがるこいつ!恐れ入りますすいませっーん!!

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