長身の彼に恋をしました!
□第1章
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「遅刻しちゃう!!」
私、真月(サナツキ)美夜(ミヤ)は
中学2年の女子です!
電車で学校に通っています。
でも、電車というのは何かと不自由で...
今日はいつもより10分遅い電車になって、
遅刻確定;;
『ドアが開きま〜す』
ドアが開いた途端、誰かに押された。
「キャッ!」
トンッ...
「大丈夫?」
転げそうになった私を支えてくれたのは、
紫色の髪をした長身の男性。
「あ、すいません...ありがとうございます」
「べつに...気をつけなよ」
そういって長身の彼は私の頭を
ポンッと撫で、
行ってしまった。
「あっ!!名前聞くの忘れた!!...じゃなくて!
遅刻〜〜〜〜!!!!」
その日私は30分の遅刻で先生にこっ酷く
叱られた...。