AKB短編

□あたしだって
2ページ/3ページ




「ちょっと、敦子」



佐江と楽しそうに笑ってる敦子に近寄っていつもより一層低い声で話しかける


佐江はちょっとびっくりしているみたいだったけど
他のメンバーは、いつもみたいに騒いでるからあたし達の様子に気づくわけもなく









「みなみぃーちょっと待って、今佐江とあそんで「いいから」





そんなに佐江がいいのか?

思わず敦子の腕を引っ張って楽屋をでる


楽しそんなに話していたメンバーも、あたし達の異変に気づいたのか、
びっくりした顔でこっちを見ていたがそんなのは関係ない





「ちょっ、みなみ!いたいよ!」






廊下を歩いてる時に敦子がなんか言ってたけど無視









誰もいないのも確認して衣装部屋に入る






ガチャ




扉が閉まったのを確認して敦子を壁に押し付ける



「みなみ!いたっ....手..はなして」





敦子の手首を見たらほんのり赤くなっていて、少し罪悪感が襲う






私の乱暴な行動に驚いたのかその大きな瞳からは今にも溢れでそうなたくさんの涙がたまっていて








「みなみっ.....ンン...ちょっ....」





無理矢理敦子にキスをして敦子は私のだって意味を込めてこれでもかってぐらいきつく抱き締めた





「みなみっ...くるしっ...」









唇を話して敦子を見るとその瞳からは押さえきれなくなった涙が溢れでていた




「ごめん、敦子...」








弱々しい声で言うと今度は敦子から触れるだけの優しいキス





「どーしたの?みなみ?」


やっぱり、無意識だったのかと再確認



「敦子.....あたしの事...すき...?」




なに泣きそうになってんだよあたし、ださい


「みなみ、あたしはみなみしか興味ないよ...?」



優しい声で囁かれて、優しく抱き締めたられた



「でも、グスッ....あつッ..こ、あたし以外の..人とッ..ばっかり..グスッ..」



「ごめんみなみ、私最近みなみにどお接していいかわからなくて」


「なっ...んで?」



「みなみ最近女子力高くなっていきなり可愛くなったからその...恥ずかくて////」




敦子は、顔を真っ赤にしながら言った




「敦子///」




あたしの体温はどんどん上昇してきて顔が急にあつくなってきて




「みなみ、顔真っ赤」



ハハハハと笑いながら言う敦子だって真っ赤だよ






あたしと敦子は顔を見合わせて
どちらからともなくキスをした





END
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ