AKB短編
□愛してるから
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「そーいえば、朝、優ちゃんが送ってくれた空すごい綺麗だった」
7時ぐらいに起きて窓を開けたら、真っ青で雲ひとつない綺麗な空が見えて、思わず写真を撮った
普段こんな、オシャレな事しないんだけどね(笑)
だけど、本当に綺麗だったから
撮らずにはいられなかった
それで、一番に思ったのは陽菜にも見せたいなって
だから、まだ寝ているであろう陽菜に写真を送ったんだ
「陽菜あの時まだ寝てたでしょ?(笑)」
「もちろん」
そこはドヤ顔する所じゃないから(笑)
美味しいものを食べたら陽菜にも食べさせてあげたいし
綺麗な景色を見たら一番に陽菜に見せてあげたいって思う
「陽菜」
眠気がピークなのか陽菜は、今にも目を閉じちゃいそう
「ちゃんと、ベッドで寝ないと風邪引くよ」
意外に素直な陽菜は、んっ、と短い返事をした後ソファーから降りて、私の手を引いて寝室に入るとすぐにベッドに倒れこむ