AKB短編

□陽菜の
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「おはよー」



皆が笑顔で挨拶してくれて



「おはよー」



って適当に返す






ガバッ






いきなり抱きしめられて首がしまるんじゃないかってぐらいきつく抱きしめられる







それが誰かなんてすぐわかる




陽菜の大好きな匂いと
絶妙なチビ具合と
胸に顔をすりつけてる変態な感じ





「にゃんにゃ〜ん会いたかったよー!」



「おはよ、優ちゃん」


「おはよ、にゃんにゃん」




満面の笑みの優ちゃんの顔には笑窪ができていて





陽菜に抱きついてる小さな体



いつもなら押し返すけど陽菜だって優ちゃん不足
優ちゃんの腰に手を回して
ぎゅーって抱きしめ返すと






「あれ!?にゃんにゃんデレ期!?」



なんて目を見開きながら驚いてる優ちゃん




「べつにー」




しばらくそのまま抱き合ってたら







「あのー、私たちいるの忘れてませんかー」



ハハハと笑いながら麻里ちゃんが言うと


皆こっちを見ていて
少し恥ずかしくなって優ちゃんから離れる




収録まで時間まだあるし優ちゃんと遊んであげよ



なんて思っていたら







「優子ー!!!」






遠くから聞こえるみぃちゃんの声



「はいはーい」



優ちゃんが陽菜から離れていってしまう


まぁ、すぐ戻ってくるかと思ってソファーに座って雑誌を開く
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