AKB短編
□好きだよ
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Mariko side
今はある、フッションショーに出演した打ち上げパーティーの真最中
皆お酒も入ってわいわい騒いでいる
「麻里子ちゃんも呑みなよー」
酔っぱらったモデル達が話しかけてくるけど、明日もAKBの収録で早いからあまり呑みたくない
「私、あんまりお酒呑めないんですよねーハハッ」
適当に笑ってその場をごまかす
もうそろそろ帰ろうかなーなんて思っていた時に
突然彼女の名前が聞こえてきて思わず足がとまる
モデルさんたちの会話に聞き耳をたてる
盗みぎぎなんて趣味じゃないけど自分の好きな人の名前がでてくるんだもん
聞き耳をたてずにはいられない
「優子ちゃんって、結構簡単にヤらせてくれるよ....」
「え?ほんとに?」
「私も抱いちゃたもん」
「じゃあ、私も誘ってみようかな。優子ちゃんなら可愛いしスタイルもいいし、なにより胸大きいし....アハハ」
え....
なにそれ......?
優子が.....?
いやいや、まさかねぇ....
よりによって私の好きな人が....?
あるわけないよねそんな事....
篠田だって優子が大好きで触れたくて
でも、この想いに気づかれたくなかったから
我慢してきたよ?それなりに気づかれないようにしてきたよ?
でも、あのモデル達は......
優子に触れたの......?
優子を.......抱いた.....?