‡月と氷と夜桜と‡
□∬一日目∬
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なんとか
ばれずに追尾に成功した。
氷の国以外の場所では昼頃であった
二人は長い階段を登り
アジトらしき寺院の中に入っていった
ヤミヨ「ここ…?」
立派な建物…
「誰だ?」
突然
背後から声がした
後ろに振り向く。
「どこぞの暗部かァ?」
しまった…。
さっきの人達と同じ衣だ…。
それに、数は…1…2…
ざっと、8人
もう逃げ場は無い
どの人も強者だろうな…
ヤミヨ「えっと…あの…」
「面を外しなさい」
ヤミヨ「あ…はい…。」
地上で面を外すのは初めて。
まあ、さっきの人達にはばれないだろう…。
「…何か用か?」
黒髪の男の人が言う。
ヤミヨ「…な…かまに…してくれませんか?」
これしか無かった。