Pledge Ring

□ハンターの素質
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私が言うと、彼は魔獣に姿を変えた。

いきなりのことに、その場から動けない。

しかし、魔獣は私の横を通り抜け、ある方向へ向かって飛んで行った。

向こうって確か、レオリオが行った方じゃ…。



『レオリオが危ない!フール!』

フール「はい!」

『羽ばたく天使の翼<フラッピングウィング>!フール、行くわよ!』



私は背中に翼を出し、魔獣を追って飛び立った。




















魔獣は、崖まで来ると地上に降りた。

私達も魔獣に倣って降りると、魔獣はロープをつかんでいた。

そしてそのロープは、崖の下へと伸ばされている。

と、崖から手が伸び、その手がロープを握った。



『っ!(レオリオっ!)』



そう、それはまさしくレオリオの手だった。
















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